常盤地域は、秋田県能代市の山間部、白神山地の麓に位置し、 田園風景と山林が広がる農村地域です。
イワナやヤマメが釣れる渓流・常盤川が、白神山地から常盤地域を 縦断するように流れています。
常盤川に並ぶようにして、県道206号が常盤地域を走っています。
県道206号を北上すると、左手に毘沙門の森の入口があります。
毘沙門の森は、毘沙門沼のほとりにあるアウトドアスポット。 釣りや昆虫採集など、自然遊びを楽しめます。バンガローやキャンプ場、 炊事場などの施設もあります。
常盤ときめき隊によって遊歩道が整備され、柔らかいウッドチップを 踏みしめながら散策を楽しむことができます。
県道206号をさらに北上すると、大柄の滝への分岐があります。
大柄の滝は、菅江真澄も訪れたという景勝地。男滝と女滝があり、 男滝は、鉄製の赤い階段をずっと降りていった断崖の下にあります。
階段は長く、傾斜も厳しいですが、水音が大きくなるほどに涼しさが増し、 視界が開けて目の前に滝が現れる様は圧巻です。
このように自然豊かな常盤地域は、白神山地から流れてくる地味豊富な渓流と 豊かな土壌に恵まれ、おいしいお米や野菜の産地となっています。
常盤のおいしい野菜を食べたい!という方は、毎週日曜日、能代市上町の 「夢工房 咲く・咲く」 で開催される朝市へ。 旬真っ盛りの新鮮朝採り野菜や、山菜が並び、開始時間と同時に次々と野菜が 売れていきます。
この他にも、常盤地域には魅力的な場所や人がたくさん!! ぜひ一度、常盤の里に足を運び、大自然と人の暖かさに触れてみてください。